今回のご相談

 今回の相談者はしんごちゃん。甥っ子が引きこもりがちでご相談とのことです。甥っ子さんは中学校1年生。しんごちゃんは甥っ子さんから、「学校へ行こうとすると体調が悪くなる。それで学校へ行けない。」という悩みを相談されたそうです。しんごちゃんは、甥っ子さんの話を聞いていろいろ思うことがあったようですが、30歳くらいも年が離れていることもあり、どう対応してよいか分からなかったそうです。今回のご相談は、「相談を受ける際の心得があれば知りたい。」というものでした。

今回もニシトがお答えします

ニシトの答え

【1】 本人に直接聞こう!

(1) まずは本人にシンプルに聞くのはどうでしょうか。例えば、「おじさんとして力になりたいのだけれど、何をしてあげられるか自分でも分からないんだ。僕は何をしてあげられるかな?」とか。注意しなければいけないのは、この質問はことばで答えなきゃいけない質問(オープンクエスチョン)なので答えにくいかもしれません。

(2) 甥っ子さんが答えられないときは、選択肢を提案する質問をするのはどうでしょうか。例えば、本を紹介したいときは「この本はどうかな?」「この本は?」と、具体的に示して聞くのはどうでしょうか。Yes/Noで答えられる質問は答えやすいですよ!

【2】 避難所になってあげる

  
自分のことを見守ってくれていて何かあったら頼りにできる(家族以外の)人がいる、ということを伝えることが一番大事だと思います。「いつでも話聞くからさ、何時でも電話しておいでよ。」と、心のドアを君のためにいつでも開けているよとメッセージを送ってはどうでしょうか。

【3】 話を聞いてあげる

たった一人でも自分を理解してくれている人がいれば、人間頑張れると思います。おかしな方向に行くことはないと思います。もしかしたら、アドバイスをしたくなるかもしれません。アドバイスが欲しければ、こどもは聞いてくると思いますよ。あとは、自分の気持ちを伝えるようにすることも大切だと思いますね。「電話してくれてありがとう」とか。自分が気持ちを伝えれば伝えるほど、相手も気持ちを伝えていいんだって許しを得られた感じがして、自分の気持ちを伝えやすくなると思います。

書き起こし協力:サポーター 平石守さん 豊川泰史さん

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